解離性同一性障害だそうです
「解離性同一性障害」という病」
私は、解離性同一性障害という病気と診断されています。
原因の根本は、幼少期の父からの虐待です。
肉体的にというより、精神的な虐待といった側面が強いです。
虐待を受けた子供は、PTSDを発症することがあります。
私はまんまと複雑性PTSDを発症し、診断されました。
私はまんまと解離性同一性障害を発症したわけです。
負のループに、まんまとハマってしまいました。
大げさに言えば、多重人格です
解離性同一性障害とは、簡単に言えば複数の人格が存在する状態です。
いわゆる「多重人格」ですね。
なぜ、虐待を受けPTSDになると、解離性同一性障害になるのか。
簡単に言えば、生きていくのが「自分」だけでは辛いため、別人格を作って人生のあれこれを分担していかないと生きていけなくなり、別人格を生み出すそうです。
ある種、生きていくための防御システムです。
一人では受け止めきれないけど、頼れる他人もいないから、自分を増やしちゃうってわけです。
人間ってすごいですね。
別人格ってどんな感じ?
解離性同一性障害(多重人格)の在り方は、人それぞれです。
私の場合は、全くの別人格が存在するわけではありません。
あくまで全て「私」で、年齢が大きく違うこともありません。
役割分担をしているようなイメージです。
ありがたいことに、別人格の全てが私を守るため(生きていくため)に生まれ存在しているようです。
必要に応じ、適した「私」が出現します。
人格が交代している間の記憶の有無は、交代した人格によりけりです。
全くない場合と、夢のような感覚として残る場合とあります。
私は、解離性同一性障害であることも、複雑性PTSDだということも、今年の春まで忘れていました。
そんなこと忘れるかよ…と思いますが、実際に忘れていたのです。
あることを切欠に複雑性PTSDを発症し、フラッシュバックを起こし、色々なことを思い出したのです。
ストレスから数日間失踪したこと、新宿駅で自分の名前しか思い出せなくなり警察にお世話になったこと、朝有楽町の職場に向かったはずが気付いたら茅ヶ崎の海にいたこと…そんな色々なこと。
そのような病気であること自体がショックでしたから、解離性健忘を起こし、病気と病気にまつわることを、記憶から消していたのです。
現在は、再発症、といった状態といえます。
三ヶ月以上、毎週精神科に通って治療を行っています。
私の別人格が、私に向けてノートやPC上にメッセージを残すことが多々ありました。
いいことも、悪いことも、色々と書かれていました。
そこで、blogという場所を作ってみました。
ここにも、書ける人格が何でも好きに書いてくれればと願っています。
あとは、文章を書くという能力が、なくなったこと。
書くということを諦めたら、終わりな気がして。
駄文でも、頭が痛くても、手が止まっても、頑張って自由に何かしら書いていきたいと思っています。