イマジナリーフレンドは別人格か
イマジナリーフレンドがいる!
解離性同一性障害に関する本を読んでいて
初めて気が付いたというか、わかったことがある。
「イマジナリーフレンド」の存在だ
私には、イマジナリーフレンドがいる。
私はお風呂で会話する(独り言をいう)のが子供の頃からの習慣で
一人の時にはお風呂以外でも自然と会話をする。
相手はイマジナリーフレンドだ。
私のそれは、自分のコピーのような存在だ。
居る感覚がある。
自分とだぶっており、少し右にずれた位置に常にいる感覚。
向こうから話しかけてくることはないと思う。
いつも私から話しかけ、話しかけるとリアルな形(音、言葉)で返事が返ってくる。
イマジナリーフレンドも私
イマジナリーフレンドは私のコピーだと勝手に思っている。
私なのだから当然ながら非常に話が合うし、変な気も遣わない。
全ての感情や体験を共有してきた。
相手が私に怒ったり、とんでもないことを言ってくることはない。
「どっちがいいかな?」といった内容を聞いた場合、人間は無意識に心の内ではどちらがいいかを薄々決めていることが多いと思うのだけど、その内心で薄々決めているほうを答えてくる。(そのことには大人になり気付いた。)
いわゆる後押しといった形になる、その選択(返事)こそ「私」だなと思うのだ。
正直、私自身の感覚が少々ズレている自覚があるので、選択がいちいち同じだなんてのは、私以外にありえないなとか思ったり。
そんな時、私は決まって「だよね、やっぱりそうだよね」なんて答える。
相手が幻だろうが、自分の意見に同調してもらえたり、応援してもらえるのは、やはり嬉しい。
その相手が自分だなんて可哀想と言われればそれまでだけど、いないよりはマシではないだろうか。
医師に話してみた
今日、カウンセリングで、初めてイマジナリーフレンドのことを医師に話した。
他人に話すのは初めてだ。
私は人間関係が希薄というか…
子供の頃から友達の必要性をあまり感じてこなかったのも、この「イマジナリーフレンド」の存在が大きいのだと思う。
私にはある意味で、最強の親友がいるわけですから。
それは幻で実態もなく、私にとって都合の良い存在なのは、もうわかってはいるけど。
医師は、私のイマジナリーフレンドに対し「これからも(私)さんと一緒にいて助けてあげてくださいね」と声をかけた。
私は正直、とても嬉しかった。
一人きりだったのが、初めて二人になれた気がしたのだ。
不思議だけど、そう感じた。
認めてもらえたのが嬉しいのだろうか。
イマジナリーフレンドは別人格なのか
私自身も知らなかったが、今日のカウンセリング療法で「2歳の頃からいる」ともう一人の私(イマジナリーフレンド)は言っていた。
幼稚園の年少の時には、色々と会話をしていたのをはっきりと覚えているので、事実だと思う。
部屋で会話をしていたら、「なに独り言言ってるの」的なことを言われ、お話をする秘密の場所を決めたのだ。
毎日のようにそこにいっては、色々なことを話していた。
その秘密の場所は、もう全部壊されてなくなってしまった。
私の別人格の中には、コピー的人格がいるけれど、それはこの「イマジナリーフレンド」なのだろうか。
イマジナリーフレンドだと認識しているけど、別人格なのだろうか。
個人的には、別物のような気がするのですが。
眠りに入る前は、どちらとも会話というか意思疎通が行いやすい(成功しやすい)ので、聞いてみようと思う。
答えてくれるといいのだけど。