解離性同一性障害、複雑性PTSDと診断されている、元物書き。 症状や治療などあれこれ。

「ごめんなさい」のメモ、身に覚えのないもの

いつも通り遅く起きた

何か違和感があった、でも珍しいことでもない

 

パソコンの横に置いてあるメモに、こう書いてあった

 

「ごめんなさい

 ごめんなさい

 ごめんなさい」

 

明らかに自分の字だ

落ち着いた、きっちりした字だ

 

しかし、何を謝っているのか

誰が誰に謝っているのか

 

手と顔を洗おうと思って長袖の袖を捲った

すると腕に痛みが走った

ピリピリ、ジンジンとする

 

肘下には異常がない(傷跡はあるけど)

肘上まで捲った袖から赤い傷跡が少し見えた

袖をぐいっと捲ってみた

二の腕が傷だらけだった

 

両腕の上腕部に、身に覚えのない赤い筋が沢山あった

片腕上腕部だけで40以上はある

 

…ホラーである

 

しかし解離性同一性障害の私にはホラーではない

私の別人格の仕業とすぐに気づく

 

カッターで切ったと思われる傷は

一部はミミズ腫れのようになり、瘡蓋になっている部分もあった

いつ切ったのか…

 

私は右利きなので

カッターを使って切りやすいのは左腕や右足である

だからそういった場所に傷が多いのだけど

今回は右のほうが傷も多いし傷が深い

…これは新しい

 

切りやすい肘下ではなく

あえて膝上を切ったのは何故なのか

見えなくするのが目的なのか

 

傷をつけた人格

「ごめんなさい」と書いた人格

同一なのだろうか

 

最近は法則も乱れているので

見当もつかない、わからない

 

エスカレートしないことを祈るしかない

祈りながら、今日も眠ろう